GEO対策やAIO対策はどこに頼めるか — 呼び名より「どのAIの面を測るか」で選ぶ

結論

GEO対策やAIO対策は、LLMO対策やAI検索対策を掲げる会社に頼めます。
呼び名は違っても、AIの回答に自社のページを出典として採ってもらうことを目指す点は同じだからです。
依頼先を選ぶときに確かめるのは呼び名ではなく、「どのAIの、どの面で、何を測るか」です。

Google 検索の中に出るAIの要約と、ChatGPT のようなチャット型のAIでは、同じサイトでも数字がまったく違って出ます。
面を指定せずに頼むと、成果の確かめようがなくなります。

補足: 株式会社Neo Vision(Neovision)自身の実測でも、Google 検索のAI面とチャット型のAIで結果が大きく分かれました。
本文で両方の数字を出します。

GEO・AIO・LLMO は、どこが同じでどこが違うか

3つの呼び名は、どれもAIが回答を作るときの材料に自社の情報を入れてもらうための取り組みを指しています。
違いは、どのAIを念頭に置いて呼んでいるかにあります。

呼び名 主に念頭に置いている面 依頼するときに確かめること
AIO対策 Google 検索の結果に出るAIの要約(AI による概要) Google 検索内のAI面を何で測るか
GEO対策 回答を生成する検索全般(Perplexity や ChatGPT の検索など) 対象にするAIの名前と数
LLMO対策 大規模言語モデルを使ったAI全般 学習データに入ることと、回答時の出典に入ることのどちらを狙うか

作業の中身は大きく重なります。
AIのクローラが読める状態にする、構造化データで会社と内容を明示する、質問に直接答える見出しと本文を用意する、の3つはどの呼び名でも入ります。
用語の定義はLLMO対策のページにまとめています。

このため、「GEO対策」を掲げていない会社でも、対象のAIと測り方が合っていれば依頼先の候補になります。
逆に呼び名が合っていても、自社が気にしている面を測っていなければ、頼んだ成果は確かめられません。

面が違うと、同じサイトでも数字がこれだけ違う

Neovision の自社サイト neo-vision.co.jp を、2つの面で測った結果を並べます。

面 測り方 結果
Google 検索内のAI面 Search Console(2026年8月1日〜29日) 生成AI機能での表示35回。うち26回がトップページ
チャット型のAI 購買意図の質問を Gemini(Google検索グラウンディング)で繰り返し測定(2026年8月17日) 140サンプル中0件の被引用。95%信頼区間の上限は2.7%
Microsoft Copilot と提携先 Bing Webmaster Tools の AI Performance(直近3ヶ月・2026年8月26日確認) 被引用0件・引用されたページ0枚

Google 検索のAI面には表示があり、チャット型のAIでは出典に入っていません。
AIO対策として Google 側の数字だけを報告されれば「出ている」と読め、チャット型の数字だけなら「出ていない」と読めます。
どちらも事実で、測った面が違うだけです。

Bing 側の数字は、画面に全体の一部のサンプルである旨が書かれており、ChatGPT が含まれるかは表記から判断できません(Bing Webmaster Tools)。
どの面の数字かを添えずに1つの率にまとめた報告は、動いたときにどの面が動いたのかが読めなくなります。

依頼する前に、面ごとに聞いておく4つのこと

GEO対策・AIO対策・LLMO対策のどの名前で相談する場合も、次の4つを先に聞いておくと、後から成果を確かめられます。

  1. どのAIを対象にするか。Google 検索のAI面、ChatGPT、Gemini、Perplexity、Copilot のどれを含むか
  2. それぞれの面を何で測るか。Search Console のような公式の数字か、自社でのサンプリングか、画面での手動確認か
  3. 同じ質問を何回ずつ測るか。AIの回答は毎回変わるため、1回の確認では推移が読めない
  4. 面ごとの数字を分けて報告するか。まとめた1つの率にしないか

AIの回答は同じ質問でも毎回変わります。
Neovision の最初の定点(2026年7月24日・33サンプル)では被引用0件で、95%信頼区間の上限は10.4%でした。
0件でも「多くとも約10%」までしか言えないということです。
何回測ったかが報告にないと、数字の幅が分かりません。
測り方の詳しい確認項目はLLMO対策の効果測定の記事で扱っています。

Neovision に頼む場合は、面を分けて測る

株式会社Neo Vision(Neovision)の月額支援では、被引用を ChatGPT・Perplexity・Gemini などのモデルごとに分けて、毎月同じ条件で測ります。
Google 検索側は Search Console の表示回数と順位を別の欄に載せ、1つの率にはまとめません。
月額 ¥75,000(Basic)から、改善の実装と記事制作を含む Plus は月額 ¥150,000 です (いずれも税別)。
範囲の詳細はSEO/LLMO の月額支援に載せています。

Google のAI面を狙うなら、検索で読まれる前提がそろっているか

Google 検索のAI面は、通常の検索と同じ仕組みでページを集めています。
Google のクローラがページを取得できること、構造化データが正しく書かれていることは、AI面で出典に採られる前提になります(Google 検索セントラル: Google のクローラの概要 / 構造化データの仕組み)。

これはAIO対策を専門に掲げる会社でなくても点検できます。
依頼先の候補には、この前提を何で点検するかも聞いておきます。
依頼先を比べるときの全体の確認項目はLLMO対策に強い会社の見分け方に7項目でまとめています。

まずは自社がどの面で出ているかを知るなら

依頼する前に、自社サイトがどの面で出ていて、どの面で出ていないかを知っておくと、各社の提案を比べやすくなります。
無料のセルフ診断では、Gemini で業種と地域から作る質問5問を測り、AIクローラの通行可否と構造化データの有無、AIが出典に使ったサイトをその場で表示します。
4種のAIで測る簡易診断は ¥50,000 (税別) です。

どの面を測るべきかを相談する

よくある質問

GEO対策とLLMO対策は別の会社に頼む必要がありますか。

必要はありません。
どちらもAIの回答に出典として採られることを目指す取り組みで、作業の中身は大きく重なります。
1社に頼むときは、対象にするAIの面がすべて含まれているかを確認してください。

AIO対策の成果は何で確かめればよいですか。

Google 検索のAI面については、Search Console の生成AI機能での表示回数が公式の数字として使えます。
Neovision の自社サイトでは2026年8月の1か月で35回の表示があり、うち26回がトップページでした。
チャット型のAIとは別の数字なので、分けて見てください。

ChatGPT で自社が出てこないのは、AIO対策で直りますか。

ChatGPT は Google 検索のAI面とは別の面です。
Google 側の対策だけでは、ChatGPT の回答に出るかどうかは確かめられません。
ChatGPT を対象に含めて測ることを、依頼の範囲に入れてください。

呼び名の流行に合わせて、依頼先を変えるべきですか。

呼び名が変わっても、AIが読める状態を整え、質問に答える内容を用意し、面ごとに測るという作業は変わりません。
依頼先を変えるかどうかは、呼び名ではなく、測っている面と報告の中身で判断してください。

この記事の執筆・運営

本記事は、株式会社Neo Vision(ブランド名: Neovision)が2026年7月から8月にかけて実施した自社サイトの被引用サンプリング、Search Console、Bing Webmaster Tools の実測に基づいています。
料金は2026年10月時点の料金ページの記載です。
数値の書き方と、誤りが判明したときの直し方は訂正ポリシーに定めています。

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