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Schema.org をはじめて触る人のための、30 分ガイド

Schema.org の話を読み始めると、JSON-LD だの Microdata だのと、専門用語が次々に出てきて、つい「あとで読もう」となります。気持ちはわかります。

ただ、最初に入れるべきものは実はそんなに多くありません。30 分あれば、自社サイトに必要最低限の構造化データを足せます。やり方を、なるべく短く書いておきます。

まず Schema.org とは

Web ページに「これは会社情報です」「これは FAQ です」「これは商品です」という意味のラベルを付けるための、世界共通の語彙集です。Google・Microsoft・Yahoo・Yandex の 4 社が共同で作っています。

このラベルを読んだ AI(と検索エンジン)は、ページの内容を「推測」ではなく「事実」として扱えるようになります。だから引用されやすくなる、という仕組みです。

JSON-LD で書く、それだけ

Schema.org の書き方は 3 種類あります(Microdata、RDFa、JSON-LD)が、2026 年現在、Google も Schema.org も JSON-LD を推奨しています。他の 2 つは古いやり方なので、気にしなくて大丈夫です。

JSON-LD の良いところは、HTML 本文を一切触らなくていいことです。<head><body> 内のどこかに <script type="application/ld+json"> を貼るだけで終わります。

最低限、入れるべき 3 種類

Schema.org には 800 以上の型がありますが、コーポレートサイトなら以下の 3 つから始めれば十分です。

1. Organization(会社情報)

会社名、URL、ロゴ、住所、メール。これを 1 つ書いておくと、AI が「Neovision について教えて」と聞かれたときの基礎情報になります。サイト全体で 1 つ置けば足ります。

2. BreadcrumbList(パンくずリスト)

「ホーム > サービス > LLMO」のような階層を AI に伝えます。これがあると、AI はサイトの構造を正しく把握します。サブページにそれぞれ置きます。

3. FAQPage(よくある質問)

3 つの中で、いちばん効きます。「Q. 〜ですか?」「A. はい、〜です」のセットを 3〜5 個書いておくだけで、AI が引用してくれる確率がはっきり上がります。FAQ がない会社のサイトは、まずここから始めるべきです。

30 分のやることリスト

  1. Google が出している Rich Results Test を開く(5 分)
  2. 自社サイトの URL を入れて、現状の構造化データを確認する(5 分)
  3. 足りない型を Schema Markup Generator で作る(10 分)
  4. 生成された JSON-LD をテーマの head.php か WordPress のカスタム HTML ブロックに貼る(5 分)
  5. もう一度 Rich Results Test で動作確認する(5 分)

合計 30 分。これだけで、自社サイトの「AI からの見え方」がはっきり変わります。

よくあるつまずき

JSON-LD を貼ったのに反映されない

キャッシュが原因のことが多いです。WordPress のキャッシュプラグインを使っている場合、一度クリアしてみてください。それでも反映されないときは、Rich Results Test の「ライブテスト」で実際の HTML を確認します。

FAQ が AI 検索に出てこない

JSON-LD だけでなく、本文にも同じ FAQ を書いてあることを確認してください。Schema.org は「目に見える内容のラベル付け」が原則で、本文に存在しない情報を JSON-LD だけで宣言するのはガイドライン違反になります。

ここまでやってから、次の一歩へ

Organization・BreadcrumbList・FAQPage の 3 つを実装したら、Article(記事)、Service(サービス)、Person(著者)あたりへ広げていくのが定番の順序です。一気に全部入れる必要はありません。

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